コケリウムはじめました

コケリウムの制作工程や管理方法など

瓶詰めのコケリウムの管理

これから気温も高くなってくるのでコケリウムで利用している瓶の蓋は完全に密封しないほうが良いです。

密封すると高温・多湿になった時に苔が耐えれなくなって腐りやすくなります。

高温にならない場合は換気はしなくても大丈夫だと思いますが

瓶の換気しない場合は苔の状態に変化がないか良く観察してコケリウムの管理をしてください。

コケリウムの用土について

小さな瓶で育てるので見た目も考えて細かい土が良さそうです。

瓶の蓋も閉めるので、ほぼ無菌状態でないとカビが生え易いので、焼成赤玉土・砂などを利用します。ミネラル補給には備長炭や燻炭を混ぜると良いです。拾ってきた苔をセットする場合には土に菌が付着している場合があるので洗ってください。

苔の用土について

苔は酸性の土を好む植物で湿度が必要なので、その環境を作る用土を作りましょう。

良く利用されている土は黒土・ピートモス・川砂・赤玉土腐葉土です。保水性や通気性を良くする時には軽石・パーライトバーミキュライトゼオライトを混ぜると良いです。ミネラル分を補給する場合は細かく砕いた備長炭や燻炭が利用されています。

苔の養分について

苔は窒素・リン・カリウムの植物に必要な3大要素を肥料として与えるほど必要ありません。苔は通常の植物のように根を持たない植物なので葉から水や養分を吸収しています。

肥料を水を一緒に大量に吸収しますので肥料を少量でも与えると必要のない栄養分によって苔が枯れてしまう可能性があるので注意が必要です。

苔は葉緑体があるので光合成によって生きていますので肥料は必要ないですがミネラル類は補給してもいいそうです。ミネラル分によって葉色が良くなります。

ミネラルを与える場合は細かく砕いた備長炭か燻炭がおすすめです。

バーべキューの炭などは苔の生長を妨げる炭化水素類が多いみたいなので避けたほうが良いです。

液体肥料のハイポネックスの3000倍に薄めたものを霧吹きで水をあげても色が濃くなるそうです。

おそらくハイポネックスのミネラル分によって色づいているので備長炭の代わりになりそうです。

ヒノキゴケ

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ヒノキゴケは大型で乾燥に弱く湿度管理が必要な苔です。

アクアリウムでの水中化も可能なようですが、難しいみたいです。

親株は環境の変化に対応できなかった場合には変色するので

初期栽培時は注意が必要ですが、親株から新芽が出る場合があります。

ヒノキゴケの用途

アクアテラリウム・コケリウム・庭園など